最近よく聞く「お料理男子」は、ひと昔前とはひと味違うらしい

お料理男子または料理男子という言葉を知っていますか?
最近よく耳にするこの言葉、家事に男女の区別がなくなった象徴でもありますね。今話題のメジャーリーガー、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手も二刀流で日々多忙の中、日本にいる間に専門の先生に習って料理を学び、今や自炊生活だというから驚きです。
数年前から料理をする男性は珍しくなくなってきました。ですが、今このお料理男子は、ちょっと昔とは印象が違うようですよ。

料理をする男性によくありがちと言われていたのは、自分の好きなものを中心に作る「お肉料理」が多いメニューです。そして、お店のようなクオリティーを目指すあまりに、国産黒毛和牛などの高額なお肉を購入したり、その食材の特性を知らずに調理してしまい、美味く作れないケース。もちろん、料理経験の少ない女性でもあることですが、女性は主に母親から学んだり、自分の力量にあった難易度の低い料理から挑戦するのに対し、男性は好きな食べ物を作りたいがために作るので、こういったケースが以前では見られたようです。

しかし、この最近のお料理男子、現代のさとり世代の特徴がそうさせるのか、堅実に身の丈に合ったメニューからこなし、素材の特徴や調理手順の意味さえ把握しながら調理をしているといいます。例えば、ハンバーグを作るのに、レストランでは牛肉100%で作られているのに対し、家庭では合いびき肉が使われる理由を知っていますか?
これは、家庭で使うハンバーグのお肉はそれほど高級でないために、安価な牛肉だけではパサパサと食感が悪く、あのお店のような美味しさは表現できません。もちろん調理技術も関係するでしょう。一方レストランなどでは、米沢牛、佐賀牛に代表されるブランド肉で商品価値と肉質を高め、肉そのものの美味しさと、プロの調理で最高の料理を提供しようとして作られています。
なので、家庭で調理するのに「向いている」のは、牛肉に豚肉を合わせた肉汁もしっかり味わえる合いびき肉が多用されているのです。しかしこのことすら知らない女性も多いのではないのでしょうか。
ですが、この現代の料理男子、そういった利点や手順の理由もきちんと学びながら料理に取り組んでいる方が多いというのだから驚きです。
お料理教室では、男性専門に作られたクラスなどもあるようですから、料理も「学び」、習い事の時代になったのかもしれませんね。
とはいえ、無理をする必要はなく、ネットでポンッとワンクリックで本格的な味を購入できるのも現代のいいところだと思います。