祖父が残した書道具の硯を鑑定買取してもらいました

私の祖父は書道を長く趣味としていました。アマチュアではありますが、多くの賞を受賞したりし、その腕前も相当のものであったようです。
祖父が亡くなり、その遺品は父が処分しましたが、価値があると父が判断した硯等は処分せずに実家に保管されてきました。
しかし、父が亡くなり、母が亡くなり実家の遺品整理を進める中で、これらの書道具、特にいくつか残されていた硯等を私が引き継ぎ保管していても、使用する事もないので、思い切って処分しようと決断しました。
どれだけ価値があるかは分かりませんが、書道を愛し、書道具を愛する人に有効に使ってもらった方が、祖父も喜ぶと考えたからです。

 
それぞれの硯は、あつらえられたような硯箱に入っており、中には凝った彫刻が施されたものもあり、その彫刻等がいかにも高価に見えたので、父が保管していたものだと思われます。
書道具は、道具ではありますが、古いものは美術的・骨董的価値の判断が重要だと考え、古美術品や骨董を専門に扱う店に持参して鑑定・査定してもらいました。
鑑定・査定の結果は素人の私の判断とは異なり、彫刻など無いものの硯の肌の綺麗なものが、中国の有名な産地の古い硯と鑑定され、思いの外の高値の査定がされました。
もう一つ、こちらも彫刻はないものの、硯箱が非常に立派だと感じていたものが和硯ながら良いものだとしてそこそこの査定額が提示されました。
最も価値があると思っていた凝った彫刻のある硯は鑑定結果では昭和につくられたもので、それほどの価値がないとされました。
結局、凝った彫刻がある硯は素人の私には良いものに思えるので、これだけは手元に置いておくことにし、他の2つは買取ってもらいました。
買取ってもらった古美術・骨董店から愛好家に渡り、大切に利用してもらえればと願いつつ、店を後にしました。